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米国株、続伸 ダウ46ドル高 1年半ぶり高値 指標改善で景気上ぶれ期待

5日の米株式相場は続伸した。

ダウ工業株30種平均は連休前の1日終値比46ドル48セント高の1万0973ドル55セントと、

2008年9月26日以来約1年半ぶりの高値で終えた。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は26.95ポイント高の2429.53と、

2008年8月15日以来約1年8カ月ぶりの高値で終えた。

雇用や住宅関連指標の改善を背景に米景気の持ち直し期待が強まり、買いが入った。

 

2日発表の3月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が3年ぶりの増加幅となった。

午前発表の2月の仮契約住宅販売指数が市場予想に反して大幅に上昇したほか、

3月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数は06年5月以来、

3年10カ月ぶりの水準に上昇した。

景気回復期待を強める経済指標が相次いだことで、ダウ平均は一時60ドル超上昇し、

心理的な節目となる1万1000ドルに迫った。

 

原油先物相場では、期近物が約1年半ぶりの高値を付けた。

シェブロンなど石油株が上昇したことも相場を押し上げた。

 

ただ、米債券市場では10年物国債利回りが一時09年6月以来約10カ月ぶりに4%台に乗せた。

相場の上値を抑える要因として意識された面もあったようだ。

 

業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「エネルギー」「素材」など8業種が上昇。

一方、「ヘルスケア」など2業種が下落した。

 

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億1000万株(速報値)、

ナスダック市場は約19億7000万株(同)だった。

 

ダウ平均の構成銘柄ではクレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス(アメックス)が上昇率首位。

シェブロンは1%以上上昇。

アナリストが投資判断を 引き下げた非鉄大手アルコアは売り先行後、小高く終えた。

住宅指標の改善を受け、トール・ブラザーズやホブナニアン・エンタープライゼズなど

住宅建設株が上昇した。

 

新型の多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」の販売台数が販売初日に30万台以上になった

と発表したアップルが1%高。アナリストによる目標株価の引き上げも相次いだ。

 

米石油・天然ガス開発のサンドリッジ・エナジーが買収すると発表した

同業のアリーナ・リソーシーズが大幅高。

 

一方、サンドリッジは下落した。ダウ平均の構成銘柄では航空機大手のボーイングの下げが目立った。

                                        (日経新聞マネー 4/6 7:18)