29日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に続伸し、

前週末比05銭円高・ドル安の1ドル=92円40~50銭で終えた。

円が93円台に接近したため日本の輸出企業を中心に円買い・ドル売りが入りやすかった。

米雇用統計など注目度の高い経済指標の発表が今週は多いため、

持ち 高調整目的の買いも入って円は小高く終えた。ニューヨーク市場の円の高値は92円41銭だった。

 

欧州諸国が先週、ギリシャ支援策で合意し た。

ギリシャが7年物国債を発行し市場での資金調達に動くと伝わり、

ギリシャの資金繰りに対する不安が後退。

円は対ユーロで下落し、対ドルでも売り優勢で始まった。

欧米の株式相場の上昇を背景に投資家が運用リスクをとりやすくなるとの見方が出たため、

朝方は低金利の円が主要通貨に対して売られやすかった。

ニューヨーク市場の円の安値は92円71銭だった。

 

2月の米個人消費支出(PCE)は前月比0.3%増えたが、

市場予想の範囲内と受け止められ相場への影響は限られた。

 

円は対ユーロで4日続落し、前週末比55銭円安・ユーロ高の1ユーロ=124円60~70銭で取引を終えた。

ギリシャの資金繰りに対する不安の後退などが、円売り・ユーロ買いにつながった。

 

ユーロは対ドルで続伸し、前週末終値の1ユーロ=1.34ドル台前半から1.34ドル台後半に水準を切り上げた。
対円同様、対ドルでもギリシャの資金繰 りに対する不安の後退などがユーロ買いを誘った。
この日のニューヨーク市場のユーロの高値は1.3483ドル、安値は1.3435ドル。
日経新聞マネー