102.94 (0.95%) 米国株続伸、ダウ102ドル高 1年半ぶり高値 キャタピラー上昇
23日の米株式相場は大幅に続伸した。
ダウ工業株30種平均は前日比102ドル94セント高の1万0888ドル83セントで終え、
2008 年9月26日以来、約1年半ぶりの高値を付けた。
米景気の回復期待を背景に、建機大手キャタピラーなど
業績が景気動向の影響を受けやすい銘柄に買いが入った。
2月の米中古住宅販売件数が予想を上回ったことも買いを誘った。
ダウ平均の上げ幅は5日以来の大きさ。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は19.84ポイント高の2415.24で終え、
08年8月18日以来の高値を付けた。
キャタピラーはアナリストの好意的な評価が伝わったことも支援材料。
ダウ平均の構成銘柄ではキャタピラーのほか、
半導体大手インテルや銀行大手JPモルガン・チェースが高い。
オバマ米大統領が23日、医療保険改革法案に署名し、同法が成立した。
無保険者の減少で収益機会が拡大するとの見方から前日上昇した 製薬大手ファイザーは続伸した。
2月の中古住宅販売件数は年換算502万戸で前月比0.6%減少したが、
市場予想(495万戸程度)より多かった。
住宅株は相場全体が上昇したこともあって総じて堅調で、レナーが4%超上げた。
ただ朝方発表した決算で一株損失が予想より多かったKBホームは下げた。
業種別S&P500種株価指数は全10業種が上昇し、「素材」や「一般産業」の上昇が目立った。
売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約9億9000万株(速報値)、
ナスダック市場は約22億3000万株(同)だった。
アナリストが目標株価を引き上げた中国のネット検索サービス大手、百度(バイドゥ)が堅調。
アナリストが投資判断を引き上げた百貨店のサックスがしっかり だった。
四半期決算が増収増益だったドラッグストアチェーン大手のウォルグリーンが買われ、
四半期決算が市場予想を上回ったクルーズ船運営大手カーニバル が上昇した。
経営難に陥っている名門映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)の買収に
名乗りを上げたと伝わったメディア大手タイムワーナーが 小高い。
一方、ダウ平均の構成銘柄では石油大手のエクソンモービルや
ホームセンター大手ホーム・デポが下げた。(日経新聞 Web)