今週の見通し・NY株 上値の重い展開か
今週の米株式相場は上値の重い展開か。
ギリシャなど南欧諸国の財政問題を巡る懸念はやや沈静化してきたが、
米景気の先行き不透明感がぬぐえない。
株価の 割高感も一部では指摘されており、利益確定売りが出やすい。
16日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)も株価に大きな影響を与える可能性がある。
先週のダウ平均は1万0624ドルと1カ月半ぶりの高値で取引を終えた。
ただ株価上昇の勢いは鈍く、週末にかけて4日続伸となったが、週間の上昇幅は58ドルにとどまった。
米景気の先行きが読みにくいことが上値を抑える要因。
例えば3月の消費者態度指数(速報値、ミシガン大調べ)は予想外の前月比低下。
2月の雇用減は予想より小幅だったが、企業のリストラ姿勢が続いていることもあり、
今後の雇用環境を厳しくみるムードも残っている。
FOMCについてはゼロ金利政策は維持されるとみられているものの、
これまで「相当の期間」となってきた同政策の継続期間を巡る表現に変更があるかもしれない
との観測も浮上している。(NIKKEI NET 14日 18:00)