13.68 (0.13%) 米国株、ダウ平均13ドル安 利益確定売り ナスダックは1年半ぶり高値
8日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反落。
前週末比13ドル68セント安の1万0552ドル 52セントで終えた。
前週末に1カ月半ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定売りがやや優勢となった。
ただ、9日にインターネット関連で重要な発表をすると明らかにした
ネットワーク機器大手シスコシステムズなどが買われたため、下げ幅は限られた。
ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同5.86ポイント高の2332.21と2008年9月3日以来、
約1年半ぶりの高値で終えた。
前週末は2月の雇用統計が市場予想ほど悪化しなかったことを好感し、
ダウ平均は100ドルを超える大幅高となっていた。
8日は重要な経済指標や企業業績 の発表が少なかったため動意に乏しく、
ひとまず利益を確定させる動きがやや優勢となった。ダウ平均の値幅は45ドルと小さかった。
ただ、シスコなどハイテク株の一角が業績期待から買われたほか、
M&A(企業の合併・買収)の活発化の思惑を背景とした買いも入り、
ダウ平均は高く推移する場面もあった。
保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が
傘下のアメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(アリコ)を
同業のメットライフに売却すると発表している。
業種別S&P500種株価指数では全10種のうち「一般産業」や「ヘルスケア」など6業種が下落。
一方、「通信サービス」や「消費循環」などが上げた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億1000万株(速報値)、
ナスダック市場(同)は約21億1000万株だった。
前週末に訴訟関連費用の発生で、
2009年11月~10年1月期の利益を下方修正したパソコン大手ヒューレット・パッカード(HP)が小安い。
アナリス トが投資判断を引き下げた鉄鋼大手AKスチールは3%下げた。
化学大手スリーエムやクレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)が1%超 下落した。
一方、シスコは3.7%上げ、ダウ平均構成銘柄で上昇率首位。AIGは4%弱、
メットライフは5%上げた。
2月の世界の既存店売上高が前年同月比4.8%増えたと発表したマクドナルドは2%上昇。
アナリストが投資判断を引き上げたUSスチールも高い。(NIKKEI NET 07:30)