今週の米株式市場は、

先週末に強まった景気の回復期待が持続するかどうかが相場の方向性を左右することになりそうだ。

2月の米雇用統計で雇用者数の減少幅が市場予想より小幅にとどまり、

雇用情勢の低迷を懸念していた市場関係者に明るいムードが広がった。

好調な景気指標が続けば、相場の一段高を見込む声も 出ている。

 

「米東部を襲った大雪がなければ雇用者数は増加していた」

「このペースなら3月の雇用者数は増加に転じる」とみるエコノミストもいる。

長引く雇用なき景気拡大への懸念が、多少なりとも薄らいだことが前週末の株高の背景だ。

 

もっとも先週発表された経済指標には、1月の仮契約住宅販売指数が市場予想に反して低下するなど、

個人消費の鈍さを裏付けるものもある。

それだけに今週 発表の2月の小売売上高や、

ミシガン大学の消費者態度指数などの経済指標が注目材料だ。

小売売上高は大雪の影響で前月比横ばいとの見方が多い。

ダウ平均は 年初来高値(1万0725ドル)に接近していることもあり、

相場が振れやすくなる展開も予想される。(NIKKEI NET 7日 18:00)