トヨタ自動車のリコール問題で、米上院の公聴会に出席し

た佐々木真一副社長=2日〔ロイター〕

 



トヨタ自動車の大量リコール(回収・無償修理)を巡って2日開かれた

米上院商業科学運輸委員会の公聴会で、

佐々木真一副社 長は「(リコール決定は)カスタマーサービス部門内で全面的に決定されるもの」と述べ、

リコール回避でコスト削減をしたという疑惑を改めて否定した。

米メ ディアは、07年に大規模なリコールを回避したことでトヨタが1億ドルを節約した

とする社内文書の存在を報道している。

 

佐々木副社長は、「(リコールの)意思決定のプロセスは市場からの苦情に詳しい人と、

技術に詳しい人が個人レベルで話し合い、そのうえの管理者が最終決 断を下す。

すべてがカスタマーサービス部門内で判断されており、

その過程でコスト削減が考慮されることはない」と語った。

 

公聴会では、ロックフェラー委員長が「(一連の不具合についての)苦情が

初めて報告されたのは2002年。トヨタ側は迅速に対応したというが理解できない」と批判した。

 

公聴会は2日夕(日本時間3日早朝)に終了した。(NIKKEI NET 3日 08:57)