91.75 (0.89%)米国株、3日ぶり反発 ダウ91ドル高、低金利策の継続で金融株高い
24日の米株式相場は3営業日ぶりに反発し、
ダウ工業株30種平均は前日比91ドル75セント高い1万0374ドル16 セントで終えた。
超低金利政策を当面維持するとのバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の証言を受け、
金融株を中心に買いが優勢になった。一方、住宅 指標の悪化が嫌気され、
伸び悩む場面もあった。ハイテク株の比率が高い
ナスダック総合指数は22.46ポイント高い2235.90で終えた。
バーナンキ議長は同日の議会証言で「例外的に低い政策金利が長期にわたって続く」と述べた。
18日の公定歩合引き上げ発表を受け市場に広がっていた早期 利上げ観測が後退した。
バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)など金融株が買われ、相場上昇を主導した。前日に大幅安となり、
割安感から買いが入るとの観測 も支えとなった。ダウ平均の上げ幅は一時100ドルを超えた。
一方、米商務省が発表した1月の新築一戸建て住宅販売件数が
1963年の調査開始以来の最低水準を更新し、住宅関連株などが売られる場面があった。
米景気の回復の鈍さに対する警戒感から、株式相場全体が伸び悩む場面もあった。
S&P500種株価指数は10.64ポイント高の1105.24で終えた。
業種別S&P500種指数では、全10業種中9業種が上昇。
「金融」が2%近 く上げ、上昇率首位だった。「消費循環」「IT(情報技術)」も高かった。
一方、「素材」は小幅安だった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は
約10億1000万株(速報値)、ナスダック市場は約20億6000万株(同)。
米国の大量リコール(回収・無償修理)を巡る米議会の公聴会に、
豊田章男社長が出席したトヨタの米預託証券(ADR)は4%弱上昇した。
肺炎球菌予防ワクチンの最新版が米食品医薬品局(FDA)の承認を受けたと発表した
製薬大手ファイザーは小幅高。
朝方に発表した2009年10月~10 年1月期決算で1株損益が黒字となった百貨店のサックスも小高い。
富士電機ホールディングスと提携して日本のスマートグリッド(次世代送電網)市場に参入 する
との日経ニュースがQUICK端末などを通じて伝わったゼネラル・エレクトリック(GE)も1%上昇した。
バンカメやJPモルガン・チェースなど銀行 株も買われた。
一方、新築住宅販売件数の悪化を受けて、住宅大手トール・ブラザーズが小幅に下げた。
朝方発表の四半期決算で1株損失が市場予想より小さかったが、
指標 発表を受けて売りに押された。ダウ平均採用銘柄で下げたのは
非鉄大手アルコアと食品大手クラフトフーズの2銘柄にとどまった。(NIKKEI NET 07:24)