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米国株、ダウ反落45ドル安 中国の準備率引き上げで、ハイテク高支え


12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落。

前日比45ドル05セント安の1万0099ドル14セントで終えた。

中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を引き上げると発表。

景気回復の勢いが鈍るとの懸念から、原油先物相場など商品相場が下げ

エネルギー株を中心に売り が優勢になった。

前日に100ドル超上昇しており、3連休を控えた週末とあって利益確定目的の売りも出やすかった。

 

一方、下落局面では値ごろ感からハイテク株を中心に買いが入り、相場全体を下支えした。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数は続伸し6.12ポイント高の2183.53で終えた。

 

中国人民銀は2カ月続けて準備率の引き上げを発表。

金融引き締めへの姿勢を明確にしたとの見方から、景気の減速懸念を誘った。

12日発表の2009年 10~12月期のユーロ圏域内総生産(GDP)の増加率が

市場予想を下回ったことも嫌気された。

2月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)が予 想を下回ったことも

買い手控えを誘ったという。

ダウ平均は一時160ドル超まで下げ幅を拡大し1万ドルを下回った。

 

一方、安値圏では半導体大手インテルなどハイテク株を中心に値ごろ感からの買いが入り、

相場全体を下支えした。

1月の米小売売上高が2カ月ぶりに前月比でプラスに転じ、

市場予想以上となったことが支えになったとの指摘もあった。

 

S&P500種株価指数は反落し2.96ポイント安の1075.51で終えた。

業種別S&P500種指数では「一般産業」や「公益」「エネルギー」など 9業種が下落。

上昇は「IT(情報技術)」のみだった。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約13億3000万株(速報値)、

ナスダック市場は 約21億6000万株(同)。

 

商品先物相場の下落を受けて非鉄大手アルコアが2%超下落し、

ダウ平均採用銘柄で下落率首位。

アナリストが投資判断を引き下げたと伝わった化学大手スリーエムも1%超下げた。

航空機大手ボーイングや航空機・機械大手ユナイテッド・テクノロジーズへの売りも目立った。

 

一方、前日夕に11年をめどに携帯・家庭用機器分野と業務用機器・サービス分野の

2社に会社を分割すると発表した通信機器大手モトローラが7%の急伸。

前日に建設機械の価格を引き上げる計画を発表した建機大手キャタピラーは朝安後、小幅高で終えた。

インテルが2%近く上げ、ダウ採用銘柄で上昇率首位と なったほか、

保険大手トラベラーズも上昇した。(NIKKEI NET 07:28)