20.26 (0.20%) 米国株小反落、ダウ20ドル安 利益確定売りで ナスダックは3ポイント安
【NQNニューヨーク=川内資子】10日の米株式相場は小反落。
ダウ工業株30種平均は前日比20ドル26セント安の1万0038ドル38セントで終えた。
ナスダック総合株価指数は同3.00ポイント安の2147.87で終えた。
前日に大幅高となった後とあって、利益確定売りがやや優勢となった。
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が公表した「出口戦略」に関する見解で、
遠くない将来に公定歩合引き上げを検討すると言及した。
市場の一部で早期金融引き締めの思惑が出て、売りが優勢となる場面があった。
ダウ平均は一時95ドル安まで下げた。
ただ、金融株などが買われ、相場を支えた。
バーナンキ議長が全体としては超低金利政策の長期化を改めて示唆し、
JPモルガン・チェースなど銀行株の買い を誘ったとの声があった。
アナリストが投資判断を引き上げたと伝わったパソコン大手デルなど、一部ハイテク株も底堅く推移した。
財政が悪化しているギリシャの救済について、
11日に欧州連合(EU)各国が臨時首脳会議で対応策を討議する。
内容を見極めたいとして取引を見送るムードも強く、相場は小幅にもみ合う場面が多かった。
業種別S&P500種株価指数では全10種のうち「素材」や「公益」など9種が下落。
一方、「金融」は上昇した。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約10億株(速報値)、
ナスダック市場(同)は約19億7000万株だった。
スイスのメモリー大手ニューモニクス・ホールディングスを買収すると発表した
同業大手の米マイクロン・テクノロジーは6%下落。
四半期決算で売上高が市 場予想を下回った通信大手スプリント・ネクステルは8%の急落。
決算と併せて発表した利益見通しが慎重と受け止められた
鉄鋼世界大手アルセロール・ミタル は7%下落。米鉄鋼大手USスチールは3%超下げた。
一方、デルは1.5%上昇。純利益が前年同期比ほぼ横ばいにとどまった
映画・娯楽大手ウォルト・ディズニーは朝安後に買い戻され、小高く終えた。
決算が 予想を上回った中国のネット検索サービス大手百度(バイドゥ・ドット・コム)は11%急伸。
JPモルガンとバンク・オブ・アメリカはともに1%上昇。(NIKKEI NET 07:37)