今週の米株式相場は米経済指標と欧州の債務問題をにらみ、もみ合う展開となりそうだ。

先週前半は米景気回復を示す材料で買われた一方、

後半は南欧諸国の政府債務が拡大するとの懸念から下げた。

今週も2つの要素に左右される可能性が高い。

 

先週末の米株式相場は南欧諸国の政府債務が膨張するとの懸念から

欧州株式相場が下落する動きに連鎖して下げた後、午後に入って買い戻された。

1月の雇用 統計で失業率が市場予想に反して低下し、

雇用情勢が改善しているとの明るい見方に市場の関心が移ってきたためだ。

週初から乱高下したダウ工業株30種平均 は結局、先週1週間の下落率が1%未満にとどまった。

 

今週は12月の貿易収支、1月の小売売上高が発表される。

コカ・コーラやウォルト・ディズニーなどの主要企業が決算を発表する予定だ。

ダウ平均は先週の 取引時間中に一時、1万ドルの大台を下回った。

再び上昇基調に戻れるかは、

欧州の政府債務問題をしのぐような米景気回復の足取りの強さを示す材料が出るかにかかっている

といえそうだ。(NIKKEI NET 07日 18:00)