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米国株、反発 ダウ41ドル高、FOMC現状維持で上昇 金融株高い


27日の米株式相場は反発。

ダウ工業株30種平均は前日比41ドル87セント高の1万0236ドル16セントで終えた。

米連邦準備理事会(FRB)が同日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、

事実上のゼロ金利政策を維持することを賛成多数で決めた。

低金利政策の 継続が確認できたとして買い安心感が広がり、主な株価指数が上昇に転じた。

前日まで売られた米銀大手JPモルガン・チェースなど、

金融株の一部に自律反発 狙いの買いが入ったことも相場を支えた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は17.68ポイント高の2221.41で終えた。

 

FRBはFOMC後の声明文で「経済活動は強くなっている」と景気認識をやや引き上げた。

一方で、金融政策については

「例外的に低いフェデラルファンド (FF)金利が長期にわたって続く可能性が高い」

との前回会合までの表現を踏襲した。

株式市場を取り巻く不透明感の一つがなくなったとして、取引終了にか けて買いが入った。

 

もっとも、中国の金融引き締めや欧州の財政不安に対する懸念は引き続き相場の重荷だった。

2009年12月の米新築一戸建て住宅販売件数が市場予想を下回ったこともあって、

FOMCの結果判明までは安い水準での推移が目立った。

現状維持の決定が全会一致ではなかったため、結果判明直後に下げ幅を拡大する 場面があった。

 

S&P500種株価指数は5.33ポイント高の1097.50で終えた。

業種別S&P500種指数では「金融」が2%超上昇し全体をけん引した。

全10業種中7業種が上昇した。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約13億株(速報値)、

ナスダック市場は約24億2000万株(同)。

 

朝方に発表した09年10~12月期決算が市場予想を上回った航空機大手ボーイングが7%上昇し、

ダウ平均採用銘柄で上昇率首位。

JPモルガンのほか、バンク・オブ・アメリカなど金融株が買われた。

新型端末「iPAD(アイパッド)」を発表したアップルも上昇した。

 

一方、朝方に四半期決算と同時に発表した2010年12月期の1株利益見通しが市場予想を下回った

建機大手キャタピラーが4%超下げ、ダウ採用銘柄で下 落率首位。

四半期決算と同時に示した10年12月期の収益見通しを前回公表時から据え置いた

航空機・機械大手ユナイテッド・テクノロジーズも安い。

アクセ ルペダルに関連した米国での大規模なリコール(回収・無償修理)に伴い、

対象となる主力8車種の販売と生産を一時的に停止すると前日発表した

トヨタの米預 託証券(ADR)は8%下げた。

(NIKKEI NET 07:27)