86.53 (0.83%) 米国株、ダウ続落 86ドル安 低調なISM重し、バンカメは高い
3日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は続落。
前日比86ドル53セント安の1万0366ドル15セントで終えた。
11月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数や米小売り各社の既存店売上高が
予想を下回ったことが嫌気された。
ただ米銀大手バンク・ オブ・アメリカ(バンカメ)の公的資金返済発表や
新規失業保険申請件数の減少が好感され、ダウ平均は高く推移する場面もあった。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶり反落。
11.89ポイント安の2173.14で終えた。S&P500種株価指数の終値は 9.32ポイント安の1099.92。
業種別S&P500種指数(全10業種)では「金融」や「素材」など8業種が下落。
「公益」と「通信サービス」が上 昇した。
売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約11億3000万株(速報値)、
ナスダック市場は約19億6000万株(同)。
別では11月の既存店売上高が予想に届かなかったディスカウントストア大手ターゲットや
百貨店のメーシーズ、サックスがさえない。
朝方発表した 8~10月期決算で1株損失が予想より多かった住宅建設大手トール・ブラザーズが7%安。
ダウ平均構成銘柄ではクレジットカード大手アメリカン・エキスプ レスの下げが目立った。
一方、バンカメは0.7%高。ゼネラル・エレクトリック(GE)と
ケーブルテレビ(CATV)大手コムキャストが3日朝、
GE傘下のメディア大手NBC ユニバーサルをコムキャストに事実上売却することで合意したと発表。
コムキャストは大幅高で、GEは小幅に下落した。
ダウ平均構成銘柄では半導体大手イン テルが小じっかり。(NIKKEI NET 07:27)
米国株、ダウ続落 ISM指数や小売り各社の既存店売上高を嫌気
3日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は続落。
前日比86ドル53セント安の1万0366ドル15セント(速報値) で終えた。
11月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数や
米小売り各社の既存店売上高が予想を下回ったことがマイナス要因となった。
ただ米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)の公的資金返済表明や
新規失業保険申請件数の減少が好感され、ダウ平均は高く推移する場面もあった。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、
11.89ポイント安の2173.14(同)で終えた。(NIKKEI NET 06:18)