今週の見通し・NY株 上値を探る展開か
今週の米株式相場はもみ合いながらも上値を探る展開か。
米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和が長期化するとの見方が強まっており、
流動性相場の持 続期待から投資家のリスク志向が復活している。
ただ株価は高値圏にあるため、経済統計が市場予想を下回るなど、
悪材料が多く出れば、利益確定売りが先行す る恐れもある。
先週の米株式相場は堅調な動きで、
ダウ平均は11日に1万291ドルと約1年1カ月ぶりの高値を回復した。
FRBの地区連銀総裁らが相次いで現在のゼロ金利政策の維持を示唆したことが材料視された。
今週もバーナンキFRB議長らFRB高官が発言する機会が多く、
金融緩和を背景にした流動性相場への期待感 が持続する可能性がある。
今週は10月の小売売上高や住宅着工件数などを含め、経済統計の発表が比較的多い。
市場の関心はいまのところ経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件) よりも
金融政策の動向に移っているが、予想を大幅に下回る統計が相次げば、
株価は高値圏にあるだけに波乱の展開となる可能性もありそうだ。
(NIKKEI NET 15日 18:06)