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米国株、ダウ平均小幅に5日続伸 超低金利政策の長期化観測支え

10日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は小幅に5日続伸。

前日比20ドル03セント高の1万0246ドル97セン トで終えた。

超低金利政策の長期化観測が、引き続き相場を支えた。

ただ大幅高の翌日で利益確定売りが出やすかったうえ、

前日夕に赤字決算を発表した金融保 証会社(モノライン)大手MBIAが大幅に下落。

金融株が総じて軟調で、ダウ平均もマイナス圏で推移する場面があった。

 

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、

2.98ポイント安の2151.08で終えた。(NIKKEI NET 06:17)



米国株、小反落で始まる ダウ5ドル安、大幅上昇後で利益確定

10日の米株式相場は小反落で始まった。

午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、

前日比5ド ル67セント安の1万0221ドル27セントで推移している。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりの反落で、

同2.13ポイント安の 2151.93で推移している。

ダウ平均は前日に大幅上昇し、昨年10月以来の高値を更新していた。

高値警戒感から利益確定売りが先行している。

半面、超 低金利政策の長期化観測など背景に相場の先高観は根強く、下値も堅い。

 

前日夕発表した7~9月期決算で赤字幅が前年同期から拡大した

ゲームソフト大手エレクトロニック・アーツが大幅安。

決算が減益だった複合企業のタイコ・ インターナショナルも安い。

前日夕に発表した四半期決算で赤字が続いた米金融保証会社(モノライン)のMBIAは14%下げている。

同日発表した1~9月 期決算が大幅減益となった英銀大手バークレイズの

米預託証券(ADR)にも売りが膨らんでいる。

 

ネットワーク機器大手サン・マイクロシステムズが前日夕、米証券取引委員会(SEC)に、

欧州連合(EU)の欧州委員会が企業向けソフト大手オラクルによる買収に反対する

との声明を発表したことを届け出た。サンは横ばい。オラクルは下げて始まった。

 

一方、7~9月期決算で1株利益が市場予想に反して黒字に転じた

建設大手ビーザー・ホームズUSAが大幅高。(NIKKEI NET 10日 23:56)