119.48 (1.21%) 米国株、ダウ119ドル安 弱い指標で景気敏感株に売り、ナスダック56ポイント安
28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅反落。
前日比119ドル48セント安の9762ドル69セントで終え た。
ナスダック総合株価指数は4日続落し、同56.48ポイント安の2059.61で終えた。
9月の新築住宅販売件数が前月比で市場予想に反して減少し、
米景気の先行き不透明感が意識され、景気敏感株を中心に売りが優勢となった。
原油先物相場が大幅に下落した。
鉄鋼最大手アルセロール・ミタルが発表した利益見通しが市場予想を下回り、
石油大手コノコフィリップスの決算は大幅な減収減益だった。
素材やエネルギー株が全般に売られ、相場を押し下げた。
タイヤ大手グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバーが10~12月期の北米の利益が
7~9月期から減るとの見通しを示した。
ドイツのソフト大手SAPの決 算が予想を下回るとともに、
併せて示した売上高見通しが慎重と受け止められた。
弱い経済指標と併せて、景気や企業業績に対する懸念を誘った。
建設機械大手 キャタピラーやカード大手アメリカン・エキスプレスのほか、
半導体大手インテルなど景気動向に左右されやすい銘柄の下げが目立った。
フィラデルフィア証券取引所の半導体株指数(SOX)は2.8%下落。
業種別S&P500種株価指数では全10種のうち「通信サービス」を除く9種が下落。
「金融」や「素材」が3%超下げた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約16億8000万株(速報値)、
ナスダック市場(同)は約27億6000万株だった。
ミタルは5%下落。コノコフィリップスは3%安。非鉄大手アルコアは約7%下げ、
ダウ平均構成銘柄で下落率首位。グッドイヤーは20%急落。SAPと同業のオラクルは約3%下げた。
レナーなど住宅株がほぼ全面安。
アナリストが投資判断を引き下げた半導体大手サンディスクは約5%の大幅安。
アナリストが投資判断をそれぞれ引き上げた小売り大手ターゲットと
通信系半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI)は買いが先行したが、
相場全体の下げにつれ売られ、安く終えた。
一方、決算が予想を上回った通信大手クエスト・コミュニケーションズは2%超上昇。
同業大手AT&Tやベライゾン・コミュニケーションズも2%前後上げた。(NIKKEI NET 06:32)