At 4:03PM ET: 9,725.58 Down 5.67 (0.06%)


米国株、ダウ小反落 5ドル安 通信株安い ナスダック小幅続伸




7日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反落。

前日比5ドル67セント安の9725ドル58セントで終えた。

ネット電話ソフトの使用を解禁したと発表した通信大手AT&Tが売られたことが、下げにつながった。

大幅続伸した翌日とあって、利益確定売りも 出やすかった。

 

一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に3日続伸。

6.76ポイント高の2110.33で終えた。

インターネット検索大手グーグル の基本ソフトを搭載したスマートフォン

(多機能携帯端末)をパソコン大手デルが発売すると報じられ、

グーグル株が堅調に推移したことなどが支えになった。

 

同日夕の非鉄大手アルコアから始まる米主要企業の決算発表を前に、

業績への期待が下値を支えた。

一方でAT&Tなど通信株の下落に加え、住宅建設株が軟 調だったことが相場にはマイナス。

ドイツ銀行が6日付リポートで、初めて住宅を取得する人向けの減税が

延長されずに打ち切られるとの見方を示したことが、 住宅株の売り材料になった。

 

S&P500種株価指数は2.86ポイント高の1057.58で終えた。

業種別S&P500種指数(全10業種)は「金融」や「エネルギー」など7業種 が上昇。

「通信サービス」など3業種が下落した。

売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約10億2000万株(速報値)、

ナスダック市場は約21 億4000万株(同)。

 

AT&Tは前日夕、米アップルの「iphone(アイフォーン)」利用者を対象に

ネット電話ソフトの使用を全面解禁すると発表。

AT&Tはダウ平均構成 銘柄で下落率が最も大きかった。

同業のベライゾン・コミュニケーションズもさえない。

住宅株ではトール・ブラザースやDRホートンの下げが目立つ。

 

同日朝発表の四半期決算で売上高が予想を下回った農業製品大手モンサントが売られ、

前日夕発表の決算で売上高が予想に届かなかったファストフード大手ヤム・ブランズが下落した。

デルは下げ渋り、グーグルは3%超上昇した。

 

未明に発表した四半期決算で1株利益が予想を上回った

会員制卸売大手コストコ・ホールセールが買われた。

アナリストが投資判断を引き上げたコカ・コーラや、

増配を発表した石油大手コノコフィリップスが上げて終えた。(NIKKEI NET 06:32)