124.17 (1.28%) 米国株、ダウ124ドル高 上げ幅1カ月ぶり大きさ、M&A相次ぎ心理改善
28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発。
前週末比124ドル17セント高の9789ドル36セ ントで取引を終えた。
上げ幅は8月21日以来、ほぼ1カ月ぶりの大きさ。
米製薬大手アボット・ラボラトリーズによるベルギー化学大手ソルベイの製薬部門買収など、
M&A(合併・買収)関連の発表が相次いだ。
企業の資金調達環境の好転や事業拡大への投資が活発になる
との期待感から投資家心理が改善した。
前週末まで3日続落し、164ドル下げたことから値ごろ感に着目した買いも入った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4営業日ぶりに反発し、
終値は39.82ポイント高の2130.74だった。
アボットに加え、米事務機器大手ゼロックスが情報技術(IT)サービス大手
アフィリエーテッド・コンピューター・サービシズの買収を発表。
米医薬品大手 のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が傘下の会社を通じて
オランダのワクチンメーカー、クルーセルへの出資を発表した。
きょうはユダヤ教の祝日で 取引が少なく、
相対的に小規模の買いでも相場が上昇しやすかったとの指摘もあった。
S&P500種株価指数も4営業日ぶりに反発し、18.60ポイント高の1062.98で終えた。
業種別S&P500種指数では「金融」や「素材」、
「消費循環」の上昇が目立ち、全10業種が上昇した。
売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約9億7000万株(速報値)、
ナスダック市場は約 18億8000万株(同)だった。
アボットが2%超上昇しアフィリエーテッドは14%近い急伸。
J&Jも小幅に上げた。アナリストが投資判断と目標株価を引き上げた
ネットワーク機器大手 のシスコ・システムズが4%超上昇。
投資判断の引き上げが伝わった半導体製造装置アプライド・マテリアルズ(AMAT)も買われた。
一方、ゼロックスは 14%超の急落。ダウ平均採用銘柄で下落したのは
IBMと食品大手クラフトフーズの2銘柄にとどまった。(NIKKEI NET 06:35)