29.93 (0.32%) 米国株、ダウ4日続落し29ドル安 利益確定売り ナスダック1ポイント安
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落。
前日比29ドル93セント安の9280ドル67セントで終えた。
ナ スダック総合株価指数は3日続落し、同1.82ポイント安の1967.07で終えた。
両指数とも約2週間ぶりの安値となる。高値警戒感からの利益確定売りが続いたほか、
民間の雇用指標が予想を下回ったことも足かせとなった。
民間雇用サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が
発表した8月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門を除く) は
前月比29万8000人減と減少幅は市場予想を上回った。
雇用情勢の厳しさが意識され、このところ上げが目立った業種を中心に売りが出た。
ただ、足元で相場下落が続いた後とあって自律反発狙いの買いも入り、
主な株価指数は方向感に乏しくもみ合った。
前日に下げた金融株は買い戻しが優勢となる場面もあったが、引けにかけて売りに押された。
米連邦準備理事会(FRB)は8月11~12日に開かれた前回の
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表。
年後半には景気が回復し始めそうとの認識で委員が合意していたことなどが明らかになった。
ただ、新味に乏しいとして相場の反応は限られた。
業種別S&P500種株価指数では全10種のうち、「金融」や「公益」など8種が下落。
一方、「素材」と「消費安定」が上げた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約13億8000万株(速報値)、
ナスダック市場(同)は約19億3000万株だった。
アナリストが投資判断を引き下げた住宅大手DRホートンは6%下落。
消炎鎮痛剤などの販売に関する違反について、
罰金を支払うことで米司法省と合意したと発表した製薬大手ファイザーは小幅安。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)や米連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)は大幅安。
米抵当銀行協会(MBA)が住宅ローン流通市場の新しい枠組みについての提案を発表した。
ダウ平均構成銘柄ではJPモルガン・チェースが約2%下落し、下落率首位。
一方、メキシコ湾深海で大規模な油田を発見したと発表した英石油大手BPは4%上昇。
金先物相場の上昇を受けてニューモント・マイニングなど鉱業株が堅調。
前日に急落した保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は5%上昇。
(NIKKEI NET 06:33)