世界陸上男子100メートル、9秒58の世界新記録で初優勝したボルト=16日、ベルリン〔AP〕




 【ベルリン共同】陸上の世界選手権第2日は16日、ベルリンで行われ、男子100メートル決勝はウサイン・ボルト(ジャマイカ)が9秒58の世界新記録を樹立して初優勝した。

従来の記録はボルトが昨年の北京五輪で出した9秒69で、それを一気に0秒11も更新した。

 

2連覇を狙ったタイソン・ゲイ(米国)は2位ながら世界歴代2位となる9秒71をマークし、

前世界記録保持者のアサファ・パウエル(ジャマイカ)が9秒 84で3位。

5位までが9秒台のハイレベルな争いだった。

日本のエース、塚原直貴(富士通)は準決勝で10秒25の2組8着に終わり、

日本人初の決勝進出 はならなかった。