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米国株、大幅続落 ダウ186ドル安、ロウズが下落 個人消費に不透明感



17日の米株式相場は大幅に続落。

ダウ工業株30種平均は前週末比186ドル6セント安の9135ドル34セント、

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は54.68ポイント安の1930.84で終えた。

ダウ平均は7月29日以来の安値で終え、下げ幅は7月2日以来 の大きさだった。

米個人消費や世界の景気回復に対する不透明感から売りが優勢となった。

 

ホームセンター大手のロウズが発表した5~7月期決算が市場予想を下回り、

先行きの業績見通しが慎重と受け止められた。

前週末に消費者態度指数が低下す るなど個人消費に対する懸念が改めて出ていたことから、

ロウズの決算をきっかけに売りが膨らんだ。

同日の中国の株式相場が大幅下落したことも米国株の売り につながったとの指摘もあった。

 

世界的な景気改善への警戒感などが意識され原油先物相場が下落したことから、

石油株や素材株の下げが目立った。

株式相場の予想変動率を示す変動性指数(VIX)は前週末と比べて15%近く上昇した。

 

朝方に発表された8月のニューヨーク連銀景気指数が前月から大幅に上昇し

製造業が回復しつつあるとの見方が広がったが、相場を押し上げるには至らなかった。

8月の全米住宅建設業協会(NAHB)住宅市場指数は前月から上昇したが、株式市場での反応は限られた。

 

S&P500種株価指数は24.36ポイント安の979.73で終えた。

業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「金融」「素材」などを筆頭に全業種が低下した。

 

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約12億3000万株(速報値)、

ナスダック市場は約18億5000万株(同)だった。

 

ロウズは10%超下落。同業のホーム・デポも安い。

非鉄大手アルコアが6%超下げたほか、USスチールなど鉄鋼株も軟調だった。

米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)やJPモルガン・チェースが安い。

 

17日に償還を迎える変動金利社債の買い取り計画について、

必要な応募が集まったと発表したノンバンク大手CITグループが上昇。

医療保険のエトナが高 い。オバマ米政権が進める医療保険制度改革で、

無保険の解消に向けた公的な保険制度の創設を断念するとの見方が強まった。

ダウ平均構成銘柄では製薬大手 ファイザーや清涼飲料大手のコカ・コーラが上昇した。

(NIKKEI NET 06:46)