米国株、ダウ40ドル高で始まる 雇用指標を受け、金融株が高い



6日の米株式相場は小反発して始まった。

ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比40ドル28セント高の 9321ドル25セント、

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同10.28ポイント高の2003.33で推移している。

週間の新規失業保険申 請件数が前週比で減少し、市場予想を下回った。

米雇用情勢への懸念がやや後退し、買いが優勢となっている。

足元で堅調に推移している金融株への買いが続い ていることも相場を押し上げている。

 

公的資金注入に伴い米政府が取得したワラント(株式購入権)を買い戻すことで

政府と合意したと発表した金融大手モルガン・スタンレーが2%高。

アナリス トが投資判断を引き上げたと伝わったクレジットカード大手のアメリカン・エキスプレスは

4%の大幅高。

前日に急騰した保険大手アメリカン・インターナショ ナル・グループ(AIG)は20%超の上昇。

米銀大手バンク・オブ・アメリカは3%高。

 

7月の既存店売上高が会社予想を上回ったとして、

5~7月期の一株損失が従来予想よりも縮小するとの見通しを発表した百貨店JPペニーは2.8%上昇。

既存店売上高と同時に発表した5~7月期の1株利益見通しが

市場予想を上回った衣料品大手ギャップは5%超の大幅高。

同様に利益見通しが市場予想を上回っ た百貨店のメーシーズも高い。

既存店売上高が市場予想以上に減少したディスカウントストア大手のターゲットも買い先行で始まった。

 

一方、前日夕に市場予想を上回る四半期決算を発表した後の説明会で、

経営トップが示した事業環境に対する見方が慎重と受け止められた

ネットワーク機器大手シスコシステムズはもみ合い。

6日は複数のアナリストによる目標株価引き上げが伝わっている。

ダウ平均構成銘柄ではベライゾン・コミュニケーションズや

AT&Tなど通信株の下げが目立つ。(NIKKEI NET 06日 23:20)