今週の見通し・NY株 決算ラッシュで敏感に
今週の株式相場はボックス圏となる見通し。
主要企業の4~6月期決算の発表が本格化し、個別材料に一喜一憂する神経質な展開となりそうだ。
一部金融機関の破綻観測や個別企業のリストラ観測から、
景気の先行き不透明感が意識される可能性もある。
先週は好決算で買われた個別株が主導する格好で、ダウ工業株30種平均が5日続伸した。
ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融安定化法に基づき注入された
公的資金を前倒し返済した一部金融機関、IBMなどのハイテク株が買われた。
週末に発表された6月の住宅着工件数が2カ月連続でプラ スになったのも好感された。
今週の焦点は主要企業の決算発表。
21日にコカ・コーラ、キャタピラー、アップル、22日にモルガン・スタンレー、ファイザー、ボーイング、
イーベイ、23日にマイクロソフト、マクドナルドなどが予定しており
発表内容次第では相場全体が振れる可能性がある。
マクロ関連では21日のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言と
23日の6月の中古住宅販売が注目だ。(NIIKEI NET 19日 07:00)
・・・連休もおわりだ