大手証券、投資銀業務の収益改善 4~6月期
金融危機で低迷していた大手証券の投資銀行業務に回復の兆しが出てきた。
今年4~6月期は企業の大型増資や社債発行が相次いだことで、収益が大幅 に改善。
野村グループや大和証券SMBCの国内投資銀行部門は黒字を確保したもようだ。
証券各社の業績改善のけん引役となっている。ただ、株式市場は不安 定な動きを続けており、
証券各社の業績が本格回復するかどうかは予断を許さない。
調査会社ディール・ロジックの調査によると、4~6月期の投資銀行全体の手数料収入は、
日本地域が8億7400万ドル(約812億円) と、前年同期比90%の大幅増加となった。
世界全体では同時期に12%の減収となっており、日本地域の手数料の改善ぶりが鮮明となった。
とりわけ4~6月 期に資金調達案件の獲得が好調だった野村、大和SMBC、みずほ証券、
ゴールドマン・サックス証券などの国内手数料収入は前年同期に比べ
2~4倍に膨らん だとみられる。 (NIKKEI NET 07:00)