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米国株、ダウ38ドル安で始まる 原油安で資源株に売り、インテルは1%高



7日の米株式相場は小安く始まった。

ダウ工業株30種平均は午前9時40分現在、前日比38ドル84セント安の8286 ドル03セント、

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同3.50ポイント安の1783.90で推移している。

原油先物相場が引き続き軟調な展 開で、資源株を中心に売りが優勢となっている。

 

石油大手のエクソンモービルやシェブロンが下落。

前日に大幅安となった非鉄大手のアルコアや鉱業大手の

フリーポート・マクモラン・コッパー・アンド・ゴールドへの売りも続いている。

 

前日夕に普通株発行による増資を発表したクレジットカード大手

ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズは10%の急落。

初飛行の延期を発表した新型 旅客機「787」の生産活動を補強するため、

部品会社から生産施設などを買収することで合意したと発表した航空機大手ボーイングが小安い。

ダウ平均構成銘 柄では前日に上げたクレジットカード大手のアメリカン・エキスプレスや

化学大手デュポンの下げが目立つ。

 

一方、アナリストが投資判断を引き上げたと伝わった半導体大手インテルと

マーベル・テクノロジー・グループはそれぞれ約1%、4%上昇している。

                           (NIKKEI NET 07日 22:55)