4:12pm ET: 8,675.24 Down 65.63 (0.75%)



 終値65ドル安の8675ドル




3日の米株式相場は5営業日ぶりに反落。

ダウ工業株30種平均は前日比65ドル59セント安の8675ドル28 セント、

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は10.88ポイント安の1825.92で終えた。

前日までの4日続伸を受け、利益確定や高値警戒感か らの売りが優勢だった。

米経済指標が期待ほど改善しなかったとの見方も相場の重しとなった。

原油先物相場が下落したことから石油株が軟調だったほか、

景気底入れ観測の強まりでこのところ上昇基調にあった素材株に売りが出た。

午 前発表の5月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数は

前月から小幅に上昇したが、市場予想を下回った。

米景気の改善期待が弱まり相場 の重しとなった。ダウ平均は一時140ドル超下落した。

民間雇用サービス会社、オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した

5月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)は前月から減少幅が縮小した。

ただ、減少幅は引き続き大きく、米労働市場の改善は遠いとの見方を誘った。

(NIKKEI NET 06:50)