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米国株、小幅安で始まる GMは12%安



27日の米株式相場は小幅安で始まった。

午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比12ドル10セント安の8461ドル39セント、

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同8.01ポイント安の1742.42で推移している。

相場が大幅上昇した翌日とあって、利益確定売りが先行。ただ景気底入れ観測などを背景に、

下値も限られている。

午前10時には4月の米中古住宅販売件数が発表になる予定。

市場参加者は小幅な増加を見込んでいる。

26日深夜に債権者の債務削減交渉の回答期限を迎え、

債務削減案が失効したと発表した自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は約12%安。

2009年8月期の一株利益が従来予想の下限になりそうだ

との見通しを発表した農業製品大手モンサントが下落。

朝方発表した2―4月期の決算で特別項目を除く一株利益が市場予想を上回った

オフィス用品販売大手ステープルズにも売りが出ている。 (NIKKEI NET 27日 23:01)