今週の見通し・NY株 金融株、荒い値動きも



今週の株式相場は金融機関の決算をにらみ値動きの荒い展開になりそうだ。

米景気や金融機関の資産内容への過度の悲観論は後退し始めているが、

先週の急伸を受け利食い売りが優勢となる場面もありそうだ。

先週は買いが集まり、ダウ工業株30種平均が節目の8000ドルを回復、

約2カ月ぶりの高値で取引を終えた。

1兆ドル規模の不良資産買い取りなど米財務省が発表した政策の具体的な中身が明らかになり、

金融不安が後退。9

日には大手銀ウェルズ・ファーゴが市場予想を上回る好業績を発表、

銀行株を中心に一段高となった。買いは小売株など低位株にも広がった。

今週は14日に大手投資銀ゴールドマン・サックスが決算発表を予定。

ウェルズのように他の金融機関が前倒しで業績修正を発表する可能性があり

金融株の値動きが荒くなりそうだ。

14日に3月の小売売上高、15日に米連邦準備理事会(FRB)による

地区連銀経済報告(ベージュブック)、3月の鉱工業生産、

16日に同住宅着工件数が予定されている。

14、17日にはバーナンキFRB議長が講演する。

(NIKKEI NET 12日 07:00)