NY円、小反発 100円20―30銭、材料難で小幅な値動き




10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小反発。

前日比15銭円高・ドル安の1ドル=100円20―30銭で取引を終えた。

聖金曜日の祝日米株式市場など主要市場が休場だったため取引材料に欠け、

持ち高調整としての円買い・ドル売りがやや優勢だった。

オバマ米大統領が10日、ガイトナー米財務長官、]

バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長らと米経済について話し合った。

オバマ大統領は「米経済にかすかな希望が見え始めている」と述べた。

住宅ローンの借り換え需要が増えていることなどを例に挙げた一方、

労働市場の悪化については厳しい見方を示した。ただ、

この日の為替市場は取引参加者が少なく、大統領発言への反応は限られた。

この日の円の高値は100円22銭、安値は100円44銭。

ニューヨーク市場での値幅は22銭だった。

来週に米ゴールドマン・サックスなど金融機関の決算発表が本格化することを控え、

持ち高を大きく傾けづらいとの見方があった。

9日に米銀大手ウェルズ・ファーゴが1―3月期に

黒字になったもようと決算見通しを発表したことを受け、

市場では「他の金融機関の決算に対する期待が大きくなっている」

(ゲイン・キャピタルのブライアン・ドラン氏)との声がある。

決算がそれほど予想を上回らなかった場合に米株相場が下落し、

投資家のリスク許容度が低下する懸念を指摘する声も聞かれた。

円は対ユーロで横ばい。前日比変わらずの1ユーロ=132円15―25銭で取引を終えた。

持ち高調整の円買い・ユーロ売りが先行したが、取引終了にかけユーロが対円で強含んだ。

ユーロは対ドルで小反発。

前日終値と同じ1ユーロ=1.31ドル台後半ながら水準をやや切り上げた。

海外市場でユーロ売り・ドル買いが進んだ流れを引き継いでユーロは対ドルで下落して始まったが、

取引終了にかけてユーロの買い戻しが入った。

この日の高値は1.3190ドル、安値は1.3127ドル。(NIKKEI NET 06:28)