4:01pm ET: 7,975.85 Down 41.74 (0.52%)



米国株反落 ダウ終値41ドル安の7975ドル



6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落。

前週末比41ドル74セント安の7975ドル85セントで終えた。

最近の一部経済指標の改善を受けた早期の景気底入れ観測などを背景に株高基調が続き、

前週末にダウ平均は節目の8000ドルを回復。

この日は節目に到達した達成感もあって利益確定売りが優勢となった。

アナリストの厳しい見方が伝わった大手銀行株が売りに押されたほか、

米メディアがIBMによる買収提案を拒否したと報じたサン・マイクロシステムズが

急落するなどハイテク株の一角が軟調となった。

ただ、最近の指標改善や株価持ち直しを背景に市場心理は改善しているといい、

下値では押し目買いも入りダウ平均は下げ渋って終えた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も5営業日ぶりに反落。

前週末比15.16ポイント安の1606.71で終えた。

サン・マイクロの急落などをきっかけにナスダック指数は

1600を割り込んで推移する場面がみられたが、取引終了にかけて下げ幅を縮小した。

(NIKKEI NET 06:19)