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米国株、反落で始まる ダウ一時下げ幅100ドル超 利益確定売り



27日の米株式相場は反落して始まった。

ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比96ドル45セント安の7828ドル11セント、

ハイテク比率の高いナスダック総合株価指数は同23.86ポイント安の1563.14で推移している。

大幅に続伸した翌日とあって、利益確定売りが先行している。

ダウ平均の下げ幅は一時100ドルを上回った。

業種別のS&P500種株価指数では「金融」や「エネルギー」、「素材」、「情報技術(IT)」の

下げが目立つ。

米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)やシティグループがさえない。

前日に堅調だったパソコン大手ヒューレット・パッカードが1%安。

予想を上回る決算を発表し急伸した家電量販店大手ベスト・バイが2%下げている。

半導体大手インテルが事業買収などに充てるため、

総額10億ドルの普通株の発行を登録したことが、米証券取引委員会(SEC)への

提出資料で明らかになった。インテルは1%超下落している。

一方、朝方発表した四半期決算で赤字幅が縮小した住宅建設大手のKBホームが3%高。

自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が連日の大幅高となっている。

朝方発表の2月の個人消費支出(PCE)は前月比0.2%増と、2カ月連続で増加した。

(NIKKEI NET 27日 22:56)