ほんの短い間の滞在でしたが


父を兄の住む西荻窪へ送りとどけました


今夜は兄の家へ泊まり、明日鹿児島へ帰る予定です


母が亡くなった年に父は定年を迎えました


旅行の好きだった父と母は日本中を旅しました


父は仕事の関係で数度海外へいっています


「これからは時間が取れるようになるから二人で海外旅行しようと思っている」


と言っていたのですが


母は一度も海外へ行かないうちにあの世へ旅立ってしまいました


あれから父の趣味でもあった旅行は途絶えています


「何年も新幹線に乗ってないし、飛行機の移動は旅をした気分にはなれないから


久し振りに新幹線で帰ろうかな」


なんて言っていました


80歳も間近になりJRでの長旅は心配である旨を伝えましたが


言い出したら聞かない父の事


たぶん明日は新幹線を選ぶことでしょう


それに「久しく新幹線に乗ってないし、旅気分を味わいたい」という父の気持ちが痛いほど分かります


自分の体力と相談して無理なことはしないと信ずるほかありません


私もここ数日の父を見て「好きなようにさせてあげたい」と思えるようになりました


結果はどうあれ意思の尊重が大切なのだと・・




(余談)


最近携帯電話を持つようになった父なのですが、すぐにマナーモードにしてしまいます


「どうしてマナーモードにするの?肝心な時に掛かってきた事に気づかないかもしれないし


第一マナーモードにしなくちゃいけないようなところにいかないでしょ?」と聞くと


「コンサートとか行っている時に携帯が鳴ったら困るだろ」というのです


「コンサートに行ってるの?」とわたし


「この前も一泊どまりで博多まで加山雄三のコンサートに行ったから」と父


宿はビジネスホテル、チケットは地元のプレイガイドで購入したそうです


この前と言っても最近ではなく数年前なのかもしれませんが


まだまだそんな気持ちを持っているようです


早々に同居を考えていたのですが、父の一人暮らしは今暫く続きそうです