ティディ13歳
母が亡くなった年に家族の仲間入りした我が家の猫です
突然一人残された父は母が亡くなってすぐの頃は年に数度我が家へやってきていました
いろんな事情が重なり7年近く我が家へ来る事はありませんでした
羽田より我が家への道すがら
ティディが父のことを覚えているかで話が盛り上がりました
おとなしくて人見知りな猫です
「玄関先で大きな声は出さない様に、静かにそっと家にはいって・・」
「名前を呼びかけない方がいいよ、無視する感じで・・」
なんてアドバイスしていたのです
そこで我が家に到着した私たちは静かに玄関のドアを開け入っていきました
普段はお客様がみえると隠れ家に消えてしまうティディが
リビングの入り口からこちらの方をうかがっているのです
微動だにせず玄関の父をみつめています
靴を脱ぐ父をみつめています
リビングのソファーに座った父を距離をおいてみつめています
そんな時父が「ティディ・・」と呼びかけました
するとなんとティディが父のもとへきたのです
そしてしきりと父の手のにおいをかいだあとスリスリと頬ずりしたのです
「ええっ~ ティッちゃん覚えてるの・・・?」
私が頭のてっぺんから素っ頓狂な声を放っても
父の傍から離れないのです
あの警戒心の強い子がです(・・と言われてもご存知ないですよね笑)
よく猫は三日で恩を忘れるっていいますよね
そんなことないようです
ティディは7年も会わなかった父の事をちゃんと覚えていました
