NY円急反発、1ドル96円台に FRB長期国債買い入れで
18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5営業日ぶりに急反発。
前日比2円40銭円高・ドル安の1ドル=96円15―25銭で取引を終えた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)が長期国債の
買い入れ開始を決めたと発表したことなどが、円買い・ドル売りを誘った。
政策金利の据え置きを決めたFOMC後の声明で、
FRBは住宅ローン担保証券(MBS)の購入増額とともに、
米長期国債を今後半年で最大3000億ドル買い入れると発表した。
市場では「今回は長期国債の買い入れ開始の決定は見送る」との見方が多かった。
予想以上に積極的に流動性を供給する姿勢を示したと受け止められ、
円など対主要通貨でドル売りが膨らんだ。
声明発表後に米長期金利が急低下し、日米の金利差の
変化に着目した円買い・ドル売りも入ったという。
2月の米消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇した。
昇率は市場予想に一致したため、相場の反応は目立たなかった。
円の高値は95円66銭、安値は98円63銭。 (NIKKEI NET 07:22)