変額年金、撤退や縮小広がる 銀行窓販ブレーキ
運用成績によって受取額が変わる変額年金で、保険会社の撤退や縮小の動きが広がってきた。
銀行などの窓口販売の主力として急拡大した商品だが、
三井生命保険が販売を全面休止するなど積極姿勢が一気に後退。
運用環境の悪化でリスク負担が膨らんだためで、
老後の生活資金のための民間保険商品がまず打撃を受けた格好だ。
経済危機でそのほかの金融商品にも逆風が強まっており、
家計の将来設計の厳しさが増している。
変額年金は顧客から預かった保険料を保険会社が株式や債券などで運用し、
その成績に応じて受取額が変わる商品。2002年に銀行窓口での販売が認められて以降、
新たな戦略商品との位置づけで主要生保や新興生保、
外資系生保などが顧客への売り込みを競ってきた。
契約残高は17兆円近くに達している。 (NIKKEI NET 07:00)