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NYダウ、一時7000ドル割れ 11年4カ月ぶり
12日午前のニューヨーク株式相場は大幅続落し、
ダウ工業株30種平均は一時7000ドルの大台を割り込んだ。
取引時間中の7000ドル割れは1997年10月以来、約11年4カ月ぶり。
同年5月以来の安値水準の6900ドル台前半まで下がる場面もあり、
前週末の終値からの下げ幅は一時、140ドルを超えた。
ダウ平均は日本などアジアや欧州の株式相場が急落した流れを引き継ぎ、大幅安で始まった。
アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)に対する米政府の追加支援策が
同日早朝に発表されたが、AIGの巨額赤字決算などを受け金融不安は解消していない。
世界的な景気後退が深刻になるとの懸念もくすぶり、
金融株を含めた幅広い銘柄で売りが先行している。
午前9時45分(日本時間午後11時45分)現在、
ダウ平均は前週末比106ドル81セント安の6956ドル12セントで取引されている。
(NIKKEI NET 00:05)