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米国株、反発して始まる 金融株に買い
23日の米株式相場は反発して始まった。
ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前週末比47ドル55セント高の7413ドル22セント、
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同2.55ポイント高の1443.78で推移している。
週末に米政府が米銀大手シティグループの普通株を最大で
40%保有する可能性があると伝わった。
23日朝方に米財務省などが銀行システムを支援する姿勢を強調する声明を発表したこともあり、
金融株に買いが入って相場を押し上げている。
前週末にダウ平均は2002年10月以来の安値で終えていたため、
値ごろ感や自律反発狙いの買いが相場を支えている面もある。
業種別S&P500種株価指数では「金融」や「エネルギー」、「消費循環」などの上昇が目立つ。
シティは11%高。同業のバンク・オブ・アメリカも10%上昇している。
アナリストの投資判断引き上げが伝わった石油大手のエクソンモービルや
携帯情報端末(PDA)大手のパームが堅調。
自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が上昇している。 (NIKKEI NET 23日 23:51)