今週の見通し・NY株 金融株が重しか
今週の米株式相場は続落か。先週はダウ工業株30種平均が484ドル下落。
大手金融機関の国有化の可能性が取りざたされ、金融株主導で急落した。
企業業績悪化でハイテク株なども安い。株価は金融危機後の直近安値を3カ月ぶりに
更新しており、当面は下値を探る展開が続きそうだ。
20日にドッド上院銀行委員長が銀行国有化の可能性に言及したと伝わり、
ダウ平均は一時200ドル超下落。大手銀シティグループの株価は1ドル台で終えた。
グリーンスパン米連邦準備理事会(FRB)前議長らも講演などで国有化に触れ、
金融株の重しとなった。金融安定化策の詳細が公表されず、不安が高まっている。
今週は12月のS&Pケース・シラー住宅価格指数、1月の新築、中古住宅販売が発表予定。
「住宅価格の下落ペースに衰えはみられない」(JPモルガン・チェース)と悲観論が中心だ。
住宅指標は金融株と関連性が強く、一段の金融売りを招きかねない。
大手銀の株価下落が深刻なだけに、緊急対応を迫られた米政府が一段と銀行経営への
関与を強める可能性もある (NIKKEI NET 22日 07:00)