金融政策決定会合後に記者会見する
日銀の白川総裁=19日、日銀本店
GDP「1―3月と4―6月も厳しい数字」 日銀総裁
日銀の白川方明総裁は19日、金融政策決定会合後に記者会見し、
1―3月期と4―6月期の国内の実質総生産(GDP)について
「厳しい数字になると思う」との見通しを示した。
1―3月期は「厳しい姿を想定」、4―6月期は在庫調整による減産幅の縮小が
寄与するものの「不確実性は高い」としている。
国内の経済成長率が昨年10―12月期に年率換算で前期比マイナス12.7%に
落ち込んだことについては「改訂値で多少小さくなるかもしれないが、
大きなマイナスであることは変わらない」との見方を示した。
〔NQN〕(19日 17:18)
