乗用車、世界販売13%減 国内8社、20工場分の能力が余剰に
トヨタ自動車など国内乗用車8社の2008年度の世界販売が
前年度比13%減の1940万台に落ち込む見通しになった。
過去最高を見込んだ期初計画に比べ380万台少ない水準に低下し、
8社の全工場の2割にあたる約20カ所分の生産能力が余る計算になる。
各社は需要減に対応して08年度の生産を期初計画より400万台程度減らすが、
来年度以降も需要低迷が続けば、国内外の工場閉鎖など抜本的なリストラを迫られそうだ。
国内8社は中国やインドなど新興国の需要を取り込み、
05年度から3年間は年100万台前後販売を拡大。07年度は6.3%増の2238万台に達した。
08年度も当初は3.7%増の2320万台と過去最高の販売を見込んだが、
昨秋からの金融危機で失速。一気に04年度(約1900万台)の水準まで落ち込む。
期初計画比で380万台のマイナスは、日本の自動車市場(08年は軽除き321万台)が
丸々消えるのと同じだ。 (NIKKEI NET 07:02)