三菱UFJ証券とモルガン日本法人、「秋にも統合」合意
三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)傘下の三菱UFJ証券と
米モルガン・スタンレーの日本法人が今秋にも経営統合することで
大筋合意したことが10日明らかになった。
3月の基本合意を目指し、出資比率などについて詰めの協議に入ったもよう。
2社の統合で、国内2位の大和証券グループ本社に肉薄する3位の証券会社が誕生する。
三菱UFJは昨年秋、米モルガン・スタンレーに優先株の引き受けを通じて
90億ドル(約9000億円)を出資した。
将来は普通株への転換を通じて約20%の出資比率を確保する条件だ。
そのうえで、国内証券業務の強化のため、
三菱UFJ証券とモルガンの日本法人の統合をモルガン側に申し入れていた。
(NIKKEI NET 12:00)