「ドル一極、是正を」 中国人民銀総裁、金融危機責任論に反論


中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は10日、訪問先のクアラルンプールで講演した。

国際通貨体制の改革に関連して「世界の外貨資産が過度に一つの通貨に集中すると、

思いもしなかったような異常な現象が起こる」と述べ、

ドルに集中している世界の外貨準備の多元化を進める必要があるとの認識を示した。

金融危機の原因を巡っては、米国のポールソン前財務長官が退任間際の

1月初めに「中国などの過剰な貯蓄がリスクを世界中に広げた」と指摘し、

中国の猛反発を浴びた。周総裁の発言はこうした金融危機の

「中国責任論」に反論したものとみられる。    (NIKKEI NET 11:11)