業績予想の修正を発表するあおぞら銀の プリンス社長代行=10日、日銀本店 |
あおぞら銀の09年3月期、2000億円の赤字 役員構成も刷新
あおぞら銀行は10日、
2009年3月期に2000億円弱の連結最終赤字へ転落する業績修正を正式発表した。
過去の投融資を巡る損失や不良債権処理費用を前倒しで一括処理する。
今後は国内営業に活路を見いだす方針で、役員構成も刷新する。
新経営陣は「単独での成長には限界がある」との認識を強めており、
収益回復と並行し積極的に再編を模索する構えだ。
同行が10日発表した08年4―12月期の最終損益は
1093億円の赤字(前年同期は248億円の黒字)。
融資先の業績悪化で貸倒引当金を大幅に積み増したことや、
金融危機の深刻化に伴う過去の投融資に関連した損失処理がかさんだことが主因だ。
(NIKKEI NET 20:57)
