衆院予算委員会で答弁する麻生首相=5日午後
首相、郵政4分社体制「見直すべき」 小泉改革路線と決別
麻生太郎首相は5日の衆院予算委員会で、
郵政事業について「4つに分断した形が本当に効率としていいのか。
もう1回見直すべき時にきているのではないか」と述べ、
2007年の郵政民営化に伴う現在の4分社体制を見直す必要があるとの考えを表明した。
民主党の筒井信隆氏への答弁。
小泉純一郎元首相が進めた郵政民営化では4分社化の是非が争点だった経緯もあり、
政府の郵政民営化委員会(田中直毅委員長)が3月にまとめる郵政見直しの見解にも
影響を与えそうだ。
予算委で麻生首相は「民営化された以上もうからないシステムはだめだ」
などと採算性やサービスを高める重要性を力説。
小泉改革路線からの決別なのかとの問いには
「市場経済原理主義との決別と言うなら、その通りだ」と明言した。
鳩山邦夫総務相も「(民営化を撤回し)国に戻すのでなければ
聖域なくどんな見直しをやってもいい」と首相に同調した。 (NIKKEI NET 21:55)
