福邦銀、公的資金申請へ 数十億円規模



福井県を地盤とする第二地方銀行、福邦銀行が新しい金融機能強化法に基づいて公的資金の注入を申請する方針を固めたことが1日、わかった。月内にも金融庁に申請し、早ければ今年度内にも注入を受ける。注入額は数十億円規模の見通し。不良債権処理費用や有価証券評価損の拡大で自己資本比率が大幅に低下しており、公的資金の活用で財務体質を改善し、貸し出し余力を高める。

同法に基づく申請検討が明らかになったのは北海道の札幌北洋ホールディングス、鹿児島県の南日本銀行に続き3行目。

福邦銀は2日に取締役会を開き、申請の検討開始を正式に決める。優先株発行に必要な臨時株主総会を3月中にも開き、政府を引受先とする優先株を発行する見通し。同行幹部は「年度末にかけ資金需要が増えるため、年度内に注入を受けるよう調整したい」と話している。(NIKKEI NET 00:07)