景気の現状「がけから落ちるよう」 日銀総裁が講演


日銀の白川方明総裁は27日都内で講演し、景気の現状について

「がけから落ちるという比喩がまさに当てはまるような急激な落ち込み」との認識を示した。

「昨年9月のリーマン・ブラザーズの破綻を契機とする国際的な金融危機の高まり」を

最大の原因として取り上げた。

白川総裁は金融市場の混乱から学ぶべき教訓として

「(金融機関は)流動性の枯渇の可能性を意識する必要がある」と指摘。

レバレッジ(テコの原理)を利用し、自己資本に見合わない

過大な借入金に頼る経営手法に懸念を示した。

日銀の対応策として「金融システム全体としてリスクがどこに内在するのか見ていく」と述べた。

また金融機関への考査やモニタリングを通じて

「金融機関の個々の状況を適格に把握することが重要」との考えを示した。

(NIKKEI NET 22:30)