日米欧など15中銀、ドル供給1兆ドルに 08年末時点


日米欧など主要な中央銀行が協調して市場に供給したドル資金の残高が

昨年末時点で1兆ドル(約90兆円)規模に膨らんだもようだ。

日銀は1227億ドル(約11兆円)に達した。これによりドル不足は緩和に向かい、

民間銀行が資金を調達する際の金利も国債利回りへの「上乗せ幅」でみると、

昨年9月の米証券大手リーマン・ブラザーズ破綻前の水準まで落ち着いてきた。

ただ、一部の金融機関はなおドルの調達が難しい状況で、

各中銀は引き続き潤沢なドル供給を続ける構えだ。

ドル資金の供給額は、米連邦準備理事会(FRB)や各中銀が公表する

バランスシートなどから試算した。

米国外でドル資金を供給しているのは日銀や欧州中央銀行(ECB)など

主要国のほかブラジル、韓国など新興国も含めた14の中央銀行。 

                      (NIKKEI NET 07:00)