議会指導部との会談前に記者会見するオバマ米大統領(右)=23日、ワシントン〔ロイター〕
景気対策、2月半ばまでに オバマ大統領、米議会に協力要請
オバマ米大統領は23日午前、民主、共和両党の議会指導部とホワイトハウスで会談し、
2年間で総額8250億ドル(約73兆円)の景気対策法案の早期成立に向け、協力を要請した。
大統領は「(2月16日の休日)プレジデンツ・デーの週末を目標としている」と言明。
2月半ばまでに関連法の成立を目指すと正式に表明した。
米議会は連邦休日のプレジデンツ・デーで3連休となる週末の前後、一時休会状態となることが多い。
大統領は「景気対策の早期実施は極めて重要だ」と指摘。
「政府と議会との間でやや意見の相違があることは理解している」とした上で、
議会指導部に迅速な法案審議を求めた。
大統領は「透明性や説明責任の改善にも着手する」と述べ、
政府の無駄を省く行政改革に取り組む考えも強調した。 (NIKKEI NET 01:39)