国務省で外交重視の姿勢を鮮明にしたオバマ米大統領=22日、ワシントン〔ロイター〕
オバマ米大統領「外交が重要」 国務省で訓示
オバマ米大統領は22日午後(日本時間23日早朝)、
ヒラリー・クリントン国務長官とともに国務省で訓示し「米国の指導力再生には外交が重要だ」と、
国際協調で外交を重視する姿勢を鮮明にした。
大使級の中東特使にミッチェル元上院議員、パキスタン・アフガニスタン特使に
ホルブルック元国連大使を任命し、当面は中東と南アジア外交に軸足を置く考えを示した。
パレスチナ自治区ガザ情勢に関連しては「米国はイスラエルの自衛権を常に支持する」
と表明するとともに、恒久的な停戦実現に向け、
イスラム原理主義組織ハマスのロケット攻撃の中止と、
イスラエル軍の撤退完了をあげた。 (NIKKEI NET 08:19)
