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米国株、反発で始まる ダウ一時8000ドル台回復



21日の米株式相場は大幅に反発して始まった。

ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、

前日比121ドル46セント高の8070ドル55セントと8000ドルの大台を回復。

ハイテク比率の高いナスダック総合株価指数は同30.97ポイント高の1471.83で推移している。

IBMが前日夕に発表した2008年10―12月期決算と09年12月期の利益見通しが

ともに市場予想以上だったことから、企業業績への懸念がやや和らぎ買いが入っている。

前日大幅に下げた反動で、金融株を中心に値ごろ感や自律反発狙いの買いも入っているようだ。

IBMは約8%高。朝方に昨年10―12月期決算とあわせて09年通期の利益見通しの

据え置きを発表した航空機・機械大手ユナイテッド・テクノロジーズは小じっかり。

アナリストの投資判断の引き上げが伝えられた自動車大手フォード・モーターも買いが

優勢になっている。

前日大幅に下落した銀行株が反発しており、

前日夕に減配を発表したシティグループが10%近く上昇。

バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)は約7%、JPモルガン・チェースは約9%上げている。

(NIKKEI NET 00:04)